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学科長よりメッセージ

 保健師は人々の生活に最も近いところから、健康の保持増進をめざした活動を行う看護専門職です。
かつて日本は結核の蔓延や妊産婦・乳幼児死亡に悩まされてきました。その時に人々の暮らす町や村を巡回し、衛生状態の改善に尽くしたのが保健師です。今保健師を取り巻く環境は、医療制度や福祉制度の改革によって著しく変化しようとしています。実際、様々な場での活躍から求められてきています。
 今後予測される医療給付費の伸びを抑制するために、介護予防や生活習慣病対策は欠かせません。平成20年4月から医療保険者に義務付けられた特定健診・特定保健指導は、最も注目される保健師の活動分野です。それらハイリスクの人々に対しての支援の他に、専門職としての受け持ち集団の人々全体の健康状態を良い方向に持っていこうとするポピュレーションアプローチも重要です。
 「人々の習慣化された生活を“健康にとって良いものに”変えるにはどうしたらよいのか」という非常に困難な課題に、これから保健師は向き合っていかなければならないし、健康上の様々な問題を分析し、解決策や予防方法について考え、施策化や事業化という形で具現化する役割を担うのです。
 本校はすでに看護基礎教育を終え、実習や実践の場で、人々の様々な健康問題に直面してきた上で、「保健師になりたい。健康問題の予防に真っ向から取り組みたい。」と強く希望する意欲の高い学生が集まり、少人数で切磋琢磨し学んでいく学科です。すでに看護職として培ってきた責任感・倫理観・人間関係能力をさらに高め、専門職業人としての情熱を、一年間の新しい分野の学習に注いでみませんか。

保健学科 学科長  釘宮由紀子

教員紹介

教員名 担当分野
釘宮 由紀子 健康教育論、保健指導論、健康教育技術論、難病保健活動論、保健福祉行政論演習他
小松 幸恵 地域診断論、地域ケアシステム論、障害者(児)保健活動論、保健福祉行政論演習他
平塚 久美子 地域看護学概論、保健指導論、家庭訪問技術論、地域看護管理論、保健福祉行政論演習
岡村 睦子 地域ケアシステム論、難病保健活動論、保健福祉行政論演習
本底 多恵子 学校保健活動論
外来講師 公衆栄養学、地域リハビリテーション、保健福祉行政論、保健統計学、疫学、産業保健活動論、感染症保健活動論、成人保健活動論、など
学科の特色

 少子高齢化、医療費の増大による入院期間の短縮等が課題となっている現在、地域の人々を対象とする保健師の活動は、益々重要な役割を担っていくこととなります。そのような時代の中、本学は看護基礎教育を終えてから、自分の意思で保健師を目指そうと考える人たちのために、一年制の保健学科を設立しました。
  看護師としての学びや体験の上に、幅広い地域看護の知識を積み上げ、個人・家族・集団・地域社会に対する地域看護活動を実践できる人材の育成をめざします。
  さらに保健師は、保健医療チームの一員として地域の人々と協働し、関係者や他職種と連携することが求められます。本学では、併設学科(看護学科・理学療法学科・作業療法学科・義肢装具学科)や系列大学の管理栄養学科などの教授陣による講義や学生との交流を通じて、他職種への理解を深め、より効果的な連携をめざします。



講義

 専門分野としてまず地域看護学概論・地域診断論・健康教育論・保健指導論・健康相談技術論・家庭訪問技術論・健康教育技術論、地域ケアシステム論で、地域看護学の概要と基本的な地域看護支援技術を学びます。さらに活動論として、母子保健活動論・成人保健活動論・高齢者保健活動論・精神保健活動論・感染症保健活動論・障害者(児)・難病保健活動論・産業保健活動論・学校保健活動論・地域看護理論を学び、それぞれの対象に応じた具体的な活動方法を理解します。
 そして地域診断や企画・調整能力の基盤として、疫学、保健統計学、保健福祉行政論を学び、情報処理も含めた実践的な力を育てます。
また本学の特色として併設大学・学科の講師陣を招いて地域リハビリテーション学、公衆栄養学も学び、より幅広い視野をもった保健師をめざします。
  以上講義(演習・実技含む)は31単位720時間で成り立っています。

詳しいカリキュラムはこちら。

臨地実習

 保健学科にとって臨地実習は欠かせない大切な学びです。学内で習得した基礎的知識や専門的技術を用い、実践の場で具体的問題を素材にした地域看護活動を体験することによって、保健師の役割、活動方法を理解し、対人保健サービスの技術を磨きます。
 また実習地域を実際に調査・踏査し、地域診断を行い、地域の問題はなにか、その解決のための企画、戦略はどう考えるのかなど思考を深めていきます。
 さらに臨地実習を通して、保健師としての自覚と倫理観を身につけます。
  実習は、保健所・市役所・市町村保健センター・社会福祉施設・精神保健施設・学校・産業の場で4単位180時間実施します。




県内福祉保健総合センター・保健所・保健センター
市内社会福祉施設・県内精神保健施設
区内小中学校・県内高等学校
(財)埼玉県健康づくり事業団・富士重工業株式会社群馬製作所・りそな銀行 他




国家試験合格実績(%) 19年度 20年度
保健学科 本校 95.5 100
全国 91.1 97.7


 足立区役所、我孫子区役所、荒川区役所、市川三郷町役場、大利根町役場、志木市役所、鳩ヶ谷区役所、 平塚市役所、富津市役所、町田市役所、大和市役所、横浜市役所、嵐山町役場、国分寺病院、国立精神神経センター、 JA埼玉県厚生連熊谷総合病院、周防大島町公営企業局病院、東京都勤労者医療会東葛病院、戸田中央病院、 東海大学健康管理室、埼玉県土建国民健康保険、日通商事株式会社 など
   
入学金
授業料
施設費
実習費
管理費
入学手続時納入金
合計
6か月分
入学時のみ
6か月分
6か月分
300,000円
405,000円
150,000円
70,000円
60,000円
985,000円

※上記の他に校友会費(終身会費)10,000円を入学手続き時に納入してください
  教科書、教材、教具、実習に関わる交通費等は実費負担とします。

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