看護学科、理学療法学科、義肢装具学科は2011年4月より人間総合科学大学保健医療学部「看護学科」・「リハビリテーション学科 理学療法学専攻」・「リハビリテーション学科 義肢装具学専攻」としてスタートします。 くわしくはこちら


学科長よりメッセージ

 作業療法と聞くと、まず「何かを作る」ということを思い浮かべるのではないでしょうか。 作業療法で扱う「作業」とはひとに必要な活動すべてをさします。ひとはより良く生きるために自ら様々なことを行っています。それは最低限必要な日常生活活動(食べる、着替える、入浴するなど)から仕事、遊び、ボランティアなど多岐に渡り、また個人によっても異なります。
 作業療法は病気やけがでそれまで自ら行えていた生活が困難になった方に対して、単に身体が動くようになるということでなく、より良く生きて頂くために、その方に何が必要なのかという視点で関わっていきます。例えば「手が動くようになること」だけでなく、「自分の手でその場にあった服を着て決まった時間に仕事に行く」ことを目的にするのです。そのため身体を知るための解剖学や運動学、精神医学といった医学的知識だけでなく、文化、社会学的な捉え方が必要にもなります。
 当学科では障害や症状を診る作業療法士ではなく、ひとを理解し関われる作業療法士を養成したいと思っています。学問も大切ですが、頭でっかちにならずに自己も成長しながら学んで欲しいと思います。  

作業療法学科 学科長  平野 倫世

教員紹介

教員名 担当分野
平野 倫世 基礎作業療法学、身体障害治療学、日常生活活動評価論
古屋 悟 身体障害評価学、身体障害治療学、身体障害治癒技術論
原田 直子 老年期障害治療学、老年期障害治療技術論
澤木 俊明 精神障害治療学
寺田 庄一 生理学、生理学実習

学科の特色

 子供から高齢者までをカバーし、身体障害と精神障害とにまたがる領域 で、治療手段としての作業を通して心身の機能の回復や向上を図ることで す。日常生活活動(着脱・排泄・食事・調理・入浴など)をはじめ、絵画・ 木工・手工芸・陶芸などの創造的・生産的活動やスポーツ・ゲームなどの 余暇的な活動にいたるまで、無限に存在する人間の諸活動を科学的に分 析し、治療手段として活用します。これらの作業種目のうちから、その人の 身体的・心理的・社会的・経済的なニードに応じて、最適な作業を選択し てプログラムを立てます。特に子供の場合には、認知・運動発達を促すため に一般的に遊びと呼ばれるようなが中心になります。


理学療法との違い
 
理学療法が寝返りや歩行といった基礎的な運動機能改善を主たる目的として行われるのに対して、作業療法では着替えや、入浴、食事、あるいは職業的技能や趣味活動といった人の生活全般にわたる応用的動作の改善、適応向上を目的に行われます。そのため、作業療法では人が行うあらゆる活動が治療手段として用いられます。
 昔から作業療法と理学療法はリハビリテーションにおける両輪に例えられ、互いに補うことで対象者のより良いリハビリテーションが行われてきました。作業療法士の活動領域の多くは理学療法士と重なりますが、精神保健分野が加わり、より多様な活動領域が構成されています。






 3年間の修得単位数は、厚生労働省の規定によると、理学療法学科・作業療法学科ともに93単位以上となっています。本校では理学107単位(3120時間)作業110単位(3135時間)というカリキュラムになっております。この時間数を3年間でこなすのは、かなりハードです。作業療法士を目指す人は、それぞれの職業に就きたいと思った初心を忘れずに教員、クラスメートと協力して日々の学習に臨むことが肝要です。

基礎分野

大学や短大の一般教養科目と同様の人文科学・社会科学・自然科学・保健体育・外国語の各分野を幅広く学ぶことにより、医療技術者としてふさわしい教養を身につけ、生命倫理、人の尊厳を幅広く理解し、国際化及び情報化社会に対応できる能力を育成します。
  なお、「人間科学概論」「行動科学概論」「生命科学概論」「表現科学概論」の4教科については姉妹校の「人間総合科学大学」での講義となります。

専門基礎分野

解剖学、生理学、運動学など、人体の構造と機能及び心身の発達を系統立てて学びます。また、病理学、リハビリテーション医学、内科学、整形外科学など健康、疾病及び障害について、予防と回復過程に関する知識を習得し、理解力、観察力、判断力を培います。

専門分野

基礎作業学、作業療法評価法、作業治療学など、作業療法評価の枠組みと各疾患、各障害への作業の適応についての知識と技術を習得し、対象者の自立生活を支援するために必要な問題解決能力及び家庭・地域・職業関連生活等において、各障害に即した地域ケア活動を展開するための能力を養います。

臨床実習

理学療法学科と同様に理論と実技およびこれに必要な基礎科目を終了したのち行います。実習は身体障害と精神障害及び発達障害の3部門にわたって作業療法上の検査測定、治療を指導作業療法士と実施します。実習はそれまで学んだ知識や技術が、どこまで身についているかをみる大切な授業です。臨床実習を積み重ねることで実力が養われていくのです。

見学実習(2年次) 1週間、1施設 作業療法の治療場面を見学し、具体的なリハビリテーションと作業療法の流れを理解するとともに、作業療法士として相応しい態度、習慣を身に付ける。また作業療法に必要な観察の基礎を身に付ける。
評価実習(2年次) 3週間×2施設 臨床実習指導者の下で、作業療法における対象者の評価を経験する。
総合実習(3年次) 8週間×2施設 臨床実習指導者の下で、作業療法における対象者の評価・治療計画・治療実施など、一連の治療過程を経験する。



 
 
 

  本校では実習地確保、宿泊地確保は学校が責任を持って行ないますので学生が自らで確保するということはありません。宿泊を伴うか否かは本人の希望を尊重し、宿泊費用については一部本人負担となります。

主な実習病院
埼玉精神神経センター、大宮共立病院、埼玉協同病院、埼玉県総合リハビリテーションセンター、久喜すずのき病院、成増厚生病院、総和中央病院、東海大学医学部付属病院、リハビリテーション花の舎病院、など150施設以上。
 
国家試験合格実績(%) 14年度 15年度 16年度 17年度 18年度 19年度 20年度
作業療法学科 本校 100 100 88.6 85.7 94.1 89.5 79.4
全国 91.6 95.5 88.4 91.6 85.7 89.5 81.6
ほとんどの学生が病院やリハビリテーションセンターや介護老人保健施設などの医療機関に就職します。就職率は100%です。 現在約350名の卒業生を送り出しました。学生は就職に関する求人票などの情報をいつでも閲覧することができます。

主な就職先
リハビリテーション天草病院、大宮共立病院、館林記念病院、筑波記念病院、東京医科大学霞ヶ浦病院、総和中央病院、戸田中央リハビリテーション病院、富家病院、西熊谷病院、久喜すずのき病院、        旭神経内科リハビリテーション病院、埼玉慈恵病院、リハビリテーション花の舎病院、クリニカル病院、など
求人施設数 約750施設

入学金
授業料
施設費
実習費
管理費
入学手続時納入金合計
6か月分
入学時のみ
6か月分
6か月分
650,000円
430,000円
200,000円
150,000円
60,000円
1,490,000円

※上記の他に校友会費(終身会費)30000円を入学手続き時に納入してください。
 いったん納入した学費等のうち入学金は返戻しません。
 教科書、教材、教具、実習に関わる交通費・宿泊費等は実費負担とします。
 
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